四のその春はじめて」…………
踊《をど》り出したる惡玉《あくだま》が
願人坊の赤頭巾。
かの雪の夜《よ》の酒宴《さかもり》に、
我《わ》が顫へしは恐ろしきあるものの面《かほ》、「色のいの字の」
白き道化がひと踊《をどり》…………
乳母の背なかに目を伏せて
恐れながらにさし覗《のぞ》き、
淫《みだ》らがましき身振《みぶり》をば幽かにこころ疑《うたが》ひぬ、
なんとなけれどおもしろく。
「お松さんにお竹さん、椎葺《しひたけ》さんに干瓢《かんぺう》さんと…………手練手管《てれんてくだ》」が何ごとか知らぬその日の赤頭巾、
惡玉踊《あくだまをどり》の變化《へんげ》もの。
雪のふる夜《よ》の倉見れば
願人坊を思ひ出す。
雪のふる夜《よ》に、戲《おど》けしは
酒屋男《さかやをとこ》の尻かろの踊り上手のそれならで、
最《もつと》も醜《みにく》く美しく饑《う》ゑてひそめる仇敵《あだがたき》、
おのが身の淫《たはれ》ごころと知るや知らずや。
あかんぼ
昨日《きのふ》うまれたあかんぼを、
その眼を、指を、ちんぼこを、
眞夏《まなつ》眞晝《まひる》の醜さに
憎《にく》さも憎く睨む時。
何《
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