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博物館《はくぶつかん》には皆《みな》さんの知《し》つてゐるように、種々《しゆ/″\》の品物《しなもの》が竝《なら》べてありますが、たいていはある種類《しゆるい》のものばかりを選《えら》んで、陳列《ちんれつ》してあるのです。例《たと》へば東京《とうきよう》の上野公園《うへのこうえん》や、奈良《なら》にある帝室博物館《ていしつはくぶつかん》とか、また京都《きようと》の恩賜京都博物館《おんしきようとはくぶつかん》などには、古《ふる》い繪畫《かいが》や彫刻《ちようこく》や、陶器《とうき》などのような美術品《びじゆつひん》ばかりが陳列《ちんれつ》してあります。このように美術品《びじゆつひん》ばかりを陳列《ちんれつ》する博物館《はくぶつかん》を美術博物館《びじゆつはくぶつかん》あるひはこれを略《りやく》して美術館《びじゆつかん》とも呼《よ》びます。それから歴史《れきし》に關係《かんけい》ある品物《しなもの》ばかりを陳列《ちんれつ》した博物館《はくぶつかん》は歴史博物館《れきしはくぶつかん》といひます。また鑛物《こうぶつ》や動植物《どうしよくぶつ》のような博物學《はくぶつが
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