げんぶつ》はフランスのある博物館《はくぶつかん》に大切《たいせつ》に保存《ほぞん》されてあります。この他《ほか》れんぢゃー[#「れんぢゃー」に傍点](馴鹿《となかい》)の上《うへ》にれんぢゃー[#「れんぢゃー」に傍点]の形《かたち》を彫刻《ちようこく》したものや、人間《にんげん》の形《かたち》などを彫《ほ》つたものも少《すくな》くありません。
[#「第二十三圖 まんもす牙上彫刻まんもす圖」のキャプション付きの図(fig18371_24.png)入る]
(ロ) 舊石器時代《きゆうせつきじだい》の繪畫《かいが》など
[#「第二十四圖 スペイン・アルタミラ洞天井畫」のキャプション付きの図(fig18371_25.png)入る]
かように舊石器時代《きゆうせつきじだい》の中頃《なかごろ》から、動物《どうぶつ》などの形《かたち》を彫刻《ちようこく》にして現《あらは》すことが大《たい》そう上手《じようず》になつて來《き》ました。これらを見《み》てもこの時代《じだい》の人間《にんげん》を一概《いちがい》に野蠻人《やばんじん》だとはいへない、たゞ金屬《きんぞく》を使用《しよう》する
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