、日本人《につぽんじん》、支那人《しなじん》のような黄色人種《こうしよくじんしゆ》、ヨーロッパやアメリカの白色人種《はくしよくじんしゆ》、それからアフリカあたりの黒人《こくじん》まで含《ふく》めた現代人類《げんだいじんるい》と比較《ひかく》して見《み》ると、動物學上《どうぶつがくじよう》これら現代人《げんだいじん》と同《おな》じ一《ひと》つの人種《じんしゆ》にいるべきものではなくて、それとは別《べつ》な種《しゆ》に屬《ぞく》するほどの違《ちが》ひを示《しめ》してをりますので、われ/\はこれを『ホモ・プリミゲニウス』(原始人《げんしじん》)と呼《よ》んでゐるのであります。第十八圖《だいじゆうはちず》はネアンデルタールから出《で》た骨《ほね》から想像《そう/″\》して見《み》た、その時分《じぶん》の人間《にんげん》です。
[#「第十五圖 ハイデルベルグ人」のキャプション付きの図(fig18371_17.png)入る]
[#「第十七圖 ピルツダウン人」のキャプション付きの図(fig18371_18.png)入る]
その次《つ》ぎの時代《じだい》に出《で》て來《き》た人間《にんげん》は、フラ
前へ
次へ
全290ページ中54ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
浜田 青陵 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング