こふん》から銅《どう》で作《つく》つた鏡《かゞみ》がたくさん出《で》ますが、ことに古《ふる》い時代《じだい》の古墳《こふん》には多數《たすう》の鏡《かゞみ》を棺《かん》の中《なか》に入《い》れてあるのでありまして、時《とき》には一《ひと》つの古墳《こふん》に十枚《じゆうまい》二十枚《にじゆうまい》或《あるひ》はそれ以上《いじよう》あることもあります。そして、その鏡《かゞみ》はたいてい支那《しな》で出來《でき》たものであり、時《とき》にはまた日本《につぽん》で作《つく》つた鏡《かゞみ》もありますが、それもまったく支那《しな》の鏡《かゞみ》をまねて作《つく》つたものであります。ところが支那製《しなせい》の鏡《かゞみ》は皆《みな》、その頃《ころ》大陸《たいりく》から輸入《ゆにゆう》されたものでなくてはなりませんが、不思議《ふしぎ》なことには朝鮮《ちようせん》の南《みなみ》、昔《むかし》の新羅《しらぎ》の國《くに》の古墳《こふん》は日本《につぽん》の古墳《こふん》とよく似《に》てゐて、その中《なか》から勾玉《まがたま》のような日本特有《につぽんとくゆう》のものも出《で》るにかゝはらず、鏡《かゞ
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