たまるい》の中《なか》でも一番《いちばん》大切《たいせつ》なものは勾玉《まがたま》であります。勾玉《まがたま》が、八坂瓊《やさかに》の勾玉《まがたま》と申《まを》して、三種《さんしゆ》の神器《じんぎ》の一《ひと》つにも數《かぞ》へられてゐることは、皆《みな》さんもよく知《し》つてをられるでせうが、この玉《たま》の形《かたち》は頭《あたま》が圓《まる》くて尻尾《しりを》が曲《まが》り、ちょっと英語《えいご》の『,《こんま》』のような形《かたち》をしてゐます。大《おほ》きなものになりますと、長《なが》さが三寸《さんずん》にも達《たつ》するものもありますが、普通《ふつう》は一寸《いつすん》から一寸五分前後《いつすんごぶぜんご》のものであります。そしてその石《いし》は、ごく古《ふる》い時分《じぶん》には、日本《につぽん》に産出《さんしゆつ》しない支那傳來《しなでんらい》の硬玉《こうぎよく》(翡翠《ひすい》、青瑯※[#「王+干」、第3水準1−87−83]《せいろうかん》)といふ半透明《はんとうめい》の美《うつく》しい緑色《みどりいろ》の石《いし》で作《つく》られてあつて、なか/\綺麗《きれい》な
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