《つく》ることになるのであります。ところがこの圓《まる》い塚《つか》を、土《つち》で死體《したい》の上《うへ》をおほふばかりでなく、次第《しだい》に立派《りつぱ》に造《つく》るようになりまして、高《たか》さも高《たか》くなり、周圍《しゆうい》もだん/\大《おほ》きくなつて行《ゆ》きまして、あるひは鏡餅《かゞみもち》を重《かさ》ねたように、圓《まる》い塚《つか》に段々《だん/\》をつけたような形《かたち》も出來《でき》てまゐりました。しかし、世界中《せかいじゆう》どこにもあるこの圓《まる》い塚《つか》の他《ほか》に、日本《につぽん》では他國《たこく》に見《み》ることの出來《でき》ない一種《いつしゆ》の型《かた》の塚《つか》が作《つく》られたのです。それは圓《まる》い塚《つか》の前《まへ》の方《ほう》が延《の》びて四角《しかく》になつた形《かたち》で、ちょっと昔《むかし》の口《くち》の廣《ひろ》い壺《つぼ》を伏《ふ》せて、横《よこ》から見《み》たような形《かたち》をしてゐるものであります。あるひはお茶《ちや》をひく茶臼《ちやうす》の形《かたち》にも似《に》てゐるところがあり、また車《くるま
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