にく》いので、かへってよく保存《ほぞん》されるのであります。
[#「第三十七圖 日本石器時代遺跡」のキャプション付きの図(fig18371_38.png)入る]
この石器時代《せつきじだい》の人間《にんげん》は、どういふふうにして葬《はうむ》つたかといふに、足《あし》をまげて膝《ひざ》を體《からだ》に着《つ》け、跪《ひざまづ》いたような形《かたち》をして埋《うづ》めたのが普通《ふつう》でありまして、體《からだ》を伸《の》ばして埋《うづ》めたのは至《いた》つて稀《まれ》です。中《なか》には胸《むね》のあたりに大《おほ》きい石《いし》を置《お》いたものもあります。この體《からだ》をまげて葬《はうむ》るのは日本《につぽん》ばかりでなく、ヨーロッパでも石器時代《せつきじだい》に行《おこな》はれてをりますし、今日《こんにち》の野蠻人《やばんじん》の中《なか》にもまたそれが見出《みいだ》されますが、それは多分《たぶん》死《し》んだ者《もの》が再《ふたゝ》び生《い》き返《かへ》つて來《き》て、その靈魂《れいこん》が生《い》きてゐる人間《にんげん》に惡《わ》るいことをしないために、足部《そくぶ》をま
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