みなみ》の方《ほう》には早《はや》く鐵《てつ》がはひつて來《き》ましたが、北方《ほつぽう》のデンマルクやスエーデンやノールウエなどでは、鐵《てつ》のはひつて來《く》るのが大分《だいぶ》遲《おそ》かつたがために、かへって青銅《せいどう》で器物《きぶつ》を造《つく》ることが發達《はつたつ》して、すばらしい青銅器《せいどうき》が多《おほ》く出來《でき》てゐます。御覽《ごらん》なさい、この壁《かべ》にかけてある青銅器《せいどうき》を見《み》て行《ゆ》きますと、初《はじ》めは石《いし》の斧《をの》から同《おな》じ形《かたち》の銅《どう》の斧《をの》になり、それがだん/″\進歩《しんぽ》して柄《え》を差《さ》し込《こ》むところが出來《でき》たり、また短《みじか》い三角《さんかく》の劍《つるぎ》が長《なが》く平《ひら》たい劍《つるぎ》にと、進《すゝ》んで行《い》つたところがよくわかるでありませう。(第三十三圖《だいさんじゆうさんず》)
[#「第三十三圖 ヨーロツパ青銅器」のキャプション付きの図(fig18371_34.png)入る]
この青銅器《せいどうき》の時代《じだい》は、ヨーロッパばかりでな
前へ
次へ
全290ページ中110ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
浜田 青陵 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング