つたのでありますが、それがだん/\使用《しよう》に便利《べんり》な形《かたち》にかへて行《い》つたのです。また銅《どう》に錫《すゞ》をまぜると鑄《ゐ》るのに容易《ようい》で、しかも堅《かた》くつて丈夫《じようぶ》であるといふことも、最初《さいしよ》は偶然《ぐうぜん》に知《し》つたらしいのでありますが、幾度《いくど》かの經驗《けいけん》で銅《どう》九分《くぶ》に錫《すゞ》一分《いちぶ》をまぜあはすと、器物《きぶつ》としてはつごうが良《よ》いことをも知《し》つたので、青銅器時代《せいどうきじだい》の終《をは》り頃《ごろ》には、混合《こんごう》の歩合《ぶあひ》がたいていこのわりあひになつてをります。かのエヂプトの進《すゝ》んだ文明《ぶんめい》も使用《しよう》した器物《きぶつ》からいへば、青銅《せいどう》を一般《いつぱん》に多《おほ》く用《もち》ひてゐます。またギリシヤの文明《ぶんめい》の開《ひら》ける前《まへ》に、クリートの嶋《しま》やその附近《ふきん》において發達《はつたつ》した文明《ぶんめい》も、やはり青銅器《せいどうき》の時代《じだい》に屬《ぞく》するのでありました。ヨーロッパでは南《
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