下げ終わり]

第三《だいさん》、考古博物館《こうこはくぶつかん》の卷《まき》(下《げ》)

[#ここから1字下げ]
一、日本先史時代室《につぽんせんしじだいしつ》
  イ、日本《につぽん》の石器時代《せつきじだい》
  ロ、貝塚《かひづか》、墓地《ぼち》などの遺跡《いせき》
  ハ、石器《せつき》と骨角器《こつかくき》
  ニ、土器《どき》と土偶《どぐう》
  ホ、朝鮮《ちようせん》と支那《しな》の石器《せつき》
  ヘ、青銅器《せいどうき》と銅鐸《どうたく》
二、日本原史時代室《につぽんげんしじだいしつ》
  イ、日本《につぽん》の古墳《こふん》
  ロ、埴輪《はにわ》と石人《せきじん》
  ハ、石棺《せきかん》と石室《せきしつ》
  ニ、上古《じようこ》の帝陵《ていりよう》
  ホ、勾玉《まがたま》などの玉類《たまるい》
  ヘ、古《ふる》い鏡《かゞみ》
  ト、刀劒《とうけん》と甲胄《かつちゆう》
  チ、馬具《ばぐ》、土器《どき》その他《た》
  リ、建築《けんちく》、彫刻《ちようこく》、繪畫《かいが》など
  ヌ、古瓦《ふるがはら》と古建築《こけんちく》
三、朝鮮《ちようせん》滿洲《まんしゆう》の古墳室《こふんしつ》
  イ、南朝鮮《みなみちようせん》の古墳《こふん》
  ロ、北朝鮮《きたちようせん》及《およ》び滿洲《まんしゆう》の古墳《こふん》
[#ここで字下げ終わり]
[#改丁]

博物館《はくぶつかん》
[#改ページ]

裝幀・恩地孝四郎
   島田貞彦
口繪・霜島正三郎
※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2−13−28]繪・霜島正三郎
   濱田青陵
[#改丁]

第一、序の卷
[#改丁]

     一、博物館《はくぶつかん》とはどういふ所《ところ》ですか

      (イ) 博物館《はくぶつかん》の種類《しゆるい》

 皆《みな》さんは、博物館《はくぶつかん》といふ所《ところ》を見《み》たことがありますか。博物館《はくぶつかん》にはいろ/\の美《うつく》しいものや珍《めづら》しい品物《しなもの》が竝《なら》べてあります。皆《みな》さんのなかには、博物館《はくぶつかん》に竝《なら》べてあるものは金錢《きんせん》で買《か》ふことの出來《でき》ないといふことが、たゞ三越《みつこし》や大丸《だいまる》などのでぱーとめんと[#「
前へ 次へ
全145ページ中3ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
浜田 青陵 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング