点]のつかない事に成りみしたと云う訳は、お前《ま》さん宗慈寺の永禪和尚と云う者はえらい悪党でありみすと、前町の藤屋七兵衞と云う荒物屋が有って、その女房《じゃアまア》のお梅というのと悪《われ》え事をしたと思いなさませ、永禪和尚とお梅と間男をして居りみして、七兵衞が在《あ》っては邪魔になるというて、夫《とゝま》の七兵衞を薪割で打殺《ぶちころ》し、本堂の縁《いん》の下へ隠《かこ》したところが、悪《われ》え事は出来《でけ》ぬものじゃなア、心棒が狂い曲《まご》うたから、まア寺男からお前《ま》さんの子じゃア有るけれども眞達さんまでも悪《われ》え事に染《そま》りまして、それからお前《ま》さん此の頃寺で賭博《ばくち》を為《し》ますと」
又「賭博を、ふうん/\成程」
清「ところがお前《ま》さん二番町の小川様から探索が届いて居《い》るもんじゃから直《すぐ》に手が這入って、手が這入ると寺男の庄吉という者がお前《ま》さん本堂の床下《よかした》へ逃《の》げたところが、先に藤屋七兵衞の死骸《しげえ》が隠《かこ》して在《あ》るのを死骸《しげえ》とは知らいで、寺男の庄吉が先へ誰か逃込《のげこ》んで床下《よかした》に此
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