《こす》つてドツサリと、岩間《いはま》に響《ひゞ》く強薬《つよぐすり》、名《な》も月《つき》の輪《わ》のおくまとは、食《く》ひ詰者《つめもの》と白浪《しらなみ》の深き企《たく》みに当《あた》りしは後《のち》の話の種《たね》ヶ|島《しま》、危《あぶ》ないことで……(ドン/\/\/\激《はげ》しき水音《みづおと》)あつたよなア――これでまづ今晩《こんばん》はこれぎり――。」
[#ここで字下げ終わり]
[#地から1字上げ](一朝口演、浪上義三郎氏筆記)
底本:「明治の文学 第3巻 三遊亭円朝」筑摩書房
2001(平成13)年8月25日初版第1刷発行
底本の親本:「定本 円朝全集 巻の13」世界文庫
1964(昭和39)年6月発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:門田裕志
校正:noriko saito
2009年6月19日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランテ
前へ
次へ
全15ページ中14ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
三遊亭 円朝 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング