品《このしな》で御座《ござ》いますか。客「イヤこれを忘れちや大事《おほごと》だ、アヽ有難《ありがた》い、はい左様《さやう》なら。主「ア、行《い》つちまつた。妻「あれだけ茗荷《めうが》を喰《く》はせて何《なに》を忘れたんだらう。主「ヤ、彼奴《あいつ》め、昨夜《ゆふべ》の宿泊料《はたごれう》を払《はら》ふのを忘れて行《い》きアがつたんだわえ。
底本:「明治の文学 第3巻 三遊亭円朝」筑摩書房
2001(平成13)年8月25日初版第1刷発行
底本の親本:「定本 円朝全集 巻の13」世界文庫
1964(昭和39)年6月発行
入力:門田裕志
校正:noriko saito
2009年6月19日作成
青空文庫作成ファイル:
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