こはあるをえざる事なり)、たゞその光が照りわたりつゝ、我在りといふをえんため 一三―
時を超《こ》え他の一切の限《かぎり》を超え、己が無窮の中にありて、その心のまゝに己をば諸※[#二の字点、1−2−22]の新しき愛のうちに現はせり ―一八
またその先にも、爲すなきが如くにて休らひゐざりき、そはこれらの水の上に神の動き給ひしは、先後《あとさき》に起れる事にあらざればなり 一九―二一
形式と物質と、或は合ひ或は離れて、あたかも三《みつ》の弦《つる》ある弓より三の矢の出る如く出で、缺くるところなき物となりたり 二二―二四
しかして光が、玻※[#「王+黎」、第3水準1−88−35]《はり》琥珀《こはく》または水晶を照らす時、その入來るより入終るまでの間に些《すこし》の隙《ひま》もなきごとく 二五―二七
かの三《みつ》の形の業《わざ》は、みな直に成り備《そな》はりてその主より輝き出で、いづれを始めと別ちがたし 二八―三〇
また時を同じうしてこの三の物の間に秩序は造られ立てられき、而して純なる作用を授けられしもの宇宙の頂となり 三一―三三
純なる勢能|最低處《いとひくきところ》を保ち、中央には一の
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