繋《つなぎ》、繋離るゝことなきほどにいと固《かた》く、勢能を作用と結び合せき 三四―三六
イエロニモは、天使達がその餘の宇宙の造られし時より幾百年の久しきさきに造られしことを録《しる》せるも 三七―三九
わがいふ眞《まこと》は聖靈を受けたる作者達のしば/\書《ふみ》にしるしゝところ、汝よく心をとめなば自らこれをさとるをえむ 四〇―四二
また理性もいくばくかこの眞《まこと》を知らしむ、そは諸※[#二の字点、1−2−22]の動者《うごかすもの》がかく久しく全からざりしとはその認めざることなればなり 四三―四五
今や汝これらの愛の、いづこに、いつ、いかに造られたりしやを知る、されば汝の願ひの中|三《みつ》の焔ははや消えたり 四六―四八
數《かず》を二十までかぞふるばかりの時をもおかず、天使の一部は、汝等の原素のうちのいと低きものを亂し 四九―五一
その餘の天使は、殘りゐて、汝の見るごとき技《わざ》を始む(かくする喜びいと大いなりければ、かれら※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]《めぐ》り止《や》むことあらじ) 五二―五四
墮落の原因《もと》は、汝の見しごとく宇宙一切の重さに壓《お》され
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