さま》に何の疑はしき事もなきまで光りて圓《まる》し。 八五―八七
この時、かしこに輝きゐたるかの光の奧より聲出でゝいふ。一切の徳の礎《いしずゑ》なるこの貴き珠は 八八―九〇
そも/\いづこより汝の許《もと》に來れるや。我。舊新二種の皮の上にゆたかに注ぐ聖靈の雨は 九一―九三
これが眞《まこと》を我に示しゝ論法にて、その鋭きに此《くら》ぶれば、いかなる證明も鈍《にぶ》しとみゆ。 九四―九六
聲|次《つい》で曰ふ。かく汝に論決せしむる舊新二つの命題を、汝が神の言《ことば》となすは何故ぞや。 九七―九九
我。この眞理を我に現はす所の證《あかし》が、ともなへる諸※[#二の字点、1−2−22]の業《わざ》(即ち自然がその爲|鐡《くろがね》を燒きまたは鐡床《かなしき》を打しことなき)なり 一〇〇―一〇二
聲我に答ふらく。いへ、これらの業の行はれしを汝に定かならしむるものは誰ぞや、他なし、自ら證《あかし》を求むる者ぞ汝にこれを誓ふなる。 一〇三―一〇五
我曰ふ。奇蹟なきに世キリストの教へに歸依《きえ》せば、是かへつて一の大いなる奇蹟にて、他の凡ての奇蹟はその百分《ぶ》一にも當らじ 一〇六―一〇八
そ
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