の愛する兄弟の、眞《まこと》の筆の録《しる》すごとく 六一―六三
信仰とは望まるゝ物の基見えざる物の證《あかし》なり、しかして是その本質と見ゆ。 六四―六六
是時聲曰ふ。汝の思ふ所正し、されど彼が何故にこれをまづ基の中に置き、後|證《あかし》の中に置きしやを汝よくさとるや否《いな》や。 六七―六九
我即ち。こゝにて我にあらはるゝもろ/\の奧深き事物も、全く下界の目にかくれ 七〇―七二
かしこにてはその在りとせらるゝことたゞ信によるのみ、人この信の上に高き望みを築くがゆゑに、この物即ち基に當る 七三―七五
また人|他《ほか》の物を見ず、たゞこの信によりて理《ことわ》らざるをえざるがゆゑに、この物即ち證《あかし》にあたる。 七六―七八
是時聲曰ふ。凡そ教へによりて世に知らるゝものみなかくの如く解《げ》せられんには、詭辯者の才かしこに容れられざるにいたらむ。 七九―八一
かくかの燃ゆる愛|言《ことば》に出《いだ》し、後加ふらく。この貨幣の混合物《まぜもの》とその重さとは汝既にいとよく檢《しら》べぬ 八二―八四
されどいへ、汝はこれを己が財布の中に有《も》つや。我即ち。然り、そを鑄《い》し樣《
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