_ベアトリーチェより、近く故國に起るべき事及びその他の教へをきき、遂にエウノエのほとりに達し、こゝにてマテルダにたすけられてその水を飮み、天に登るをうるにいたる
一―三
【神よ】Deus, venerunt gentes「あゝ神よ、異邦人は汝の境に入來り、汝の聖なる殿《みや》を汚し、イエルサレムを荒地となせり」といふ詩篇第七九篇第一節の初めの詞。みたりの淑女(教理の三徳)よたりの淑女(四大徳)とつぎ/\にこの歌をうたひて寺院の頽敗を歎きたるなり
四―六
【マリア】聖母マリアが十字架上のキリストを見て哀れにたへざりしごとくベアトリーチェは寺院の悲運をいたみおもひてその顏色を變へしなり
七―九
淑女等うたひをはれるときベアトリーチェはその熱烈の情を面《おもて》にあらはし
一〇―一二
【少時せば】キリストの言(ヨハネ、一六・一六)。寺院の腐敗によりて靈界の知識一時ひそみかくるゝとも久しからずしてまた顯はるべしといひ、寺院の改善を豫言せるなり
一三―一五
七淑女を前に立たしめ、ダンテとマテルダとスタティウスとを身振りに示して後に立たしめ
二五―二七
【聲を齊ふる】原文、聲を完全に齒までひきいだ
前へ
次へ
全396ページ中389ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
ダンテ アリギエリ の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング