をあげしなり、但し異説あり
【彼等】前の兩家は既に禍ひをうけて悲しみ、後の兩家も亦今不安の状態にあり
一〇九―一一一
【サンタフィオル】サンタフィーオラ。シエーナ市の領域内なるアルドブランデスコ(ギベルリニ)家の所有地。この一族一時勢ひ旺盛なりしもシエーナのグエルフィと爭ひてその勢ひを失ひ、サンタフィオルには當時盜賊横行せりといふ
一一五―一一七
【相愛する】軋轢爭鬪の甚しきを嘲れるなり
【己が名に】汝皇帝に對するイタリア人の侮蔑の目を見んために
一一八―一二〇
【ジョーヴェ】ゼウス神(地、一四・五二―四註參照)
【他の處に】イタリアをその罪惡のために棄てたまふか
一二一―一二三
或ひは後の福ひの女めに今この禍ひを下したまふか
一二四―一二六
【マルチェル】マルチェルロ。カエサルの勁敵マルクス・クラウディウス・マルチェルルスを指せるなるべしといふ。匹夫も政爭を利用してよく帝國の大敵となるをいへるなり
一二七―一二九
爭亂の中心にして無主義無秩序なるフィレンツェを嘲れる反語
【汝をこゝに】汝にわが非難をも安んじて聞くをえせしむる
一三〇―一三二
他のイタリアの市民の中には心に正義の念を宿
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