濶《ひろ》き空氣の中に汝の面※[#「巾+白」、第4水準2−8−83]《かほおほひ》を脱《ぬ》ぎて天のその調《しらべ》をあはせつゝ汝の上を覆ふ處に現はれし時の姿をば寫し出さんとするにあたり 一四二―一四四
豈その心を亂さざらんや
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第三十二曲
十年《ととせ》の渇《かわき》をしづめんため、心をこめてわが目をとむれば、他の官能はすべて眠れり 一―三
またこの目には左右に等閑《なほざり》の壁ありき、聖なる微笑《ほゝゑみ》昔の網をもてかくこれを己の許に引きたればなり 四―六
このときかの女神等《めがみたち》、汝あまりに凝視《みつむ》るよといひてしひてわが目を左の方にむかはしむ 七―九
日の光に射られし目にてたゞちに物を見る時のごとく、我やゝ久しくみることあたはざりしかど 一〇―一二
視力|舊《もと》に復《かへ》りて小《ちひ》さき輝《かゞやき》に堪ふるに及び(わがこれを小さしといへるはしひてわが目を離すにいたれる大いなる輝に比ぶればなり) 一三―一五
我は榮光の戰士《つはもの》等が身をめぐらして右にむかひ、日と七の焔の光を顏にうけつゝ歸るを見たり 一六―一八
たとへば一の隊
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