廴+囘」、第4水準2−12−11]《めぐ》らざるまに(かくいひて目を天にむく)、わが言《ことば》のなほよく説明《ときあか》す能はざるもの汝に明《あきらか》なるにいたらむ 八八―九〇
いざ汝あとに殘れ、この王國にては時いと尊し、汝と斯く相並びてゆかば、わが失ふところ多きに過ぎむ。 九一―九三
たとへば先登《さきがけ》の譽をえんとて、馬上の群《むれ》の中より一人《ひとり》の騎士、馳せ出づることあるごとく 九四―九六
彼足をはやめて我等を離れ、我は世の大いなる軍帥《ぐんすゐ》なりし二者《ふたり》とともに路に殘れり 九七―九九
彼既に我等の前を去ること遠く、わが目の彼に伴ふさま、わが心の彼の詞にともなふごとくなりしとき 一〇〇―一〇二
いま一|本《もと》の樹の、果《み》饒《ゆたか》にして盛なる枝我にあらはる、また我この時はじめてかなたにめぐれるなればその處甚だ遠からざりき 一〇三―一〇五
我見しに民その下にて手を伸べつゝ葉にむかひて何事をかよばはりゐたり、罪なき嬰兒《をさなご》物を求めて 一〇六―
乞へども乞はるゝ人答へず、かへつて願ひを増さしめんためその乞ふ物をかくさずして高く擡《もた》ぐる
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