アウグスティンこゝにあり、彼等は紐によりて神の友となりたる最初の素足《すあし》の貧者の中にありき 一三〇―一三二
ウーゴ・ダ・サン・ヴィットレ彼等と倶《とも》に茲《こゝ》にあり、またピエートロ・マンジァドレ及び世にて十二の卷《まき》に輝くピエートロ・イスパーノあり 一三三―一三五
豫言者ナタン、京《きやう》の僧正クリソストモ、アンセルモ、及び第一の學術に手を下すをいとはざりしドナートあり 一三六―一三八
ラバーノこゝにあり、また豫言の靈を授けられたるカーラブリアの僧都ジョヴァッキーノわが傍《かたへ》にかゞやく 一三九―一四一
フラア・トムマーゾの燃ゆる誠《まこと》とそのふさはしき言《ことば》とは我を動かしてかく大いなる武士《ものゝふ》を競《きそ》ひ讚《ほ》めしめ 一四二―一四四
かつ我とともにこれらの侶を動かしたりき。 一四五―一四七
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第十三曲
わが今視し物をよくさとらむとねがふ人は、心の中に描きみよ(しかしてわが語る間、その描ける物を堅《かた》き巖《いはほ》の如くに保《たも》て) 一―三
空氣いかに密なりともなほこれに勝つばかりいと燦《あざや》かなる光にてこ
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