は明ならず、註釋者曰く。
シジエーリ、パリの宗教裁判所にて異端の罪を受け、抗辯の爲イタリアのオルヴィエート(その頃ローマの法廷ありし處)にいたり、かしこにて一僧侶の手に斃ると(スカルタッツィニ註參照)
【シジエーリ】シジエーリ・ド・ブラバンテ。ベルギーの人にてアヴェルロイス系の哲學者なりといふ、傳不詳(十三世紀)
一三九―一四四
【神の新婦】寺院。新郎[#「新郎」に白丸傍点]はキリスト
【朝の歌を】mattinar なる語は元來戀人等(男)がわが戀ふる女の家の前にてあさまだき歌をうたふ意なりといふ、かれらがかゝる歌をうたひて戀人の愛を得んとするを、寺院の會集が禮拜し祈祷して神の恩寵を受けんとするに譬へしなり
【時】早朝
【時辰儀】めざまし時計の一種なるべし、曳きかつ押すとは齒車の一が小槌を曳きかつ押して鈴《りん》を鳴らす意か、この時代に用ゐし自鳴鐘の構造明らかならざるがゆゑに定かにいひがたし。その秩序正しき運動と美妙の音とを諸靈の舞と歌とに此せり
【神に心】敬虔なる信徒の心を、神を愛するの愛にて
一四五―一四八
【輪】十二聖徒の輪
第十一曲
トマス・アクイナス、聖フランチ
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