自ら完き意】神意。被造物の完きは自ら完きに非ず、神によりて完きなり
一〇三―一〇五
諸天の影響は神の豫め定め給へる目的《めあて》に達せんがため諸物に及び、あたかも狙ひ放たれし物の、的に向ひて進むごとし
一〇六―一〇八
若し諸天の影響にかゝる目的なくその働き偶然ならば、その結果萬物の間に調和なく美なく、自然は渾沌に歸するあるのみ
一〇九―一一一
諸天の働きもしかく盲目的なりとせば、こは諸天を司る諸天使(諸ての智[#「諸ての智」に白丸傍点])の不完全に歸せざるをえず、諸天使もし不完全なりとせば、こは彼等を不完全なる者に造り宇宙の秩序を保つに堪へざらしめし神の不完全に歸せざるをえず、而してこはありうべき事ならじ
一一二―一一四
【自然】諸天の働き
一一五―一一七
以下一二六行まで、神の攝理が世人の福祉と一致すること。即ち人は皆社會の一員なれば、各※[#二の字点、1−2−22]その性情傾向及び才能を異にし從つてその職分を異にするを論ず
【一市民たらずは】一社會を形成して互ひに扶助することをせず孤獨の生を營まば
【問はじ】問はずして明らかなれば
一一八―一二〇
【汝等の師】アリストテレス。『倫理
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