22]深し、而して汝のわが喜びをば神を視てさとることもまたわが悦ぶ所なり。前者は主として明かに友に知らるゝの事實を指し、後者は主として友の知る所以を指す、但し九〇行の il の意明らかならざるがゆゑに異説あり
【一切の善の】一切の善の本末なる神によりて
九一―九三
【苦き物】良き種より惡しき果の生ずる如く、良き父より惡しき子の生るゝをいふ
九四―九六
【顏を】顏を向くるはその事、前に現はれて知るゝなり、背をむくるは後にかくれて知れざるなり
九七―九九
生るゝ者の性情はたゞ生む者の性情によるのみならず、また諸天の力を受くるものなる事をいはん爲、以下一一一行まで、神の攝理が星辰の力となりて萬物にその影響を及ぼし、神の豫め立て給ふ目的《めあて》に向つて進むを論ず
【善】神。神は諸天運行の本にてまたその悦びの始なり
【大いなる物體】神の攝理は諸天において一種の力となり、この力諸天を通じて人間及び他の被造物にその影響を及ぼす
一〇〇―一〇二
神はたゞ自然の諸物の存在を定め給ふのみならず、またその安寧をも定め給ひ、諸物皆秩序を保ち健全にかつ永續して神の立て給ふ目的《めあて》にむかふことをえしむ

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