】人と馬との
八八―九〇
【ひとりのもの】ベアトリーチェ
【アレルヤ】(主をたゝへよ)天堂にて歌ふ頌詠
【盜人の魂】或ひは惡き魂、欺く魂
一〇六―一〇八
【アレッサンドロ】有名なるマケドニア王アレクサンドロス(前三五六―三二三年)の事なるべし
異説曰、テッサリアのフェレ市の暴君アレクサンドロス(前三五九年死)の事と
【ディオニシオ】ディオニシウス、シケリア島シラクサ市の僭主(前三六七年死)
一〇九―一一四
【アッツォリーノ】アッツォリーノ(或ひはエッツェリーノ)・ダ・ローマーノ(一一九四―一二五九年)北イタリアに多くの地を領し暴虐を極めし者
【オピッツォ・ダ・エスティ】一二六四年よりポー河の南三哩なるフェルラーラ市に君たり、一二九三年その妾腹の子アッツォ(淨、五・七七)の殺すところとなる
或曰、こゝに繼子といへるはたゞ罪の不自然なるより實子アッツォをダンテかく呼べるならんと
【この者今は】今はネッソス第一の案内者にて我はこれに次ぐものなれば彼の云ふところな疑ふ勿れ
一一五―一一七
【煮ゆる血汐】bulicame ブリカーメはヴィテルポに近き温泉の名(地、一四・七九及び註參照)をとれるなり
【一の民】人を殺せる者等
一一八―一二〇
【一の魂】ガイ・オブ・モンフォート、その父シモンがイギリス王エドワード一世のため死するにいたれる(一二六五年)を怨みエドワードの叔父にてシモンの義兄弟なるリチャードの子ヘンリー(即ちガイの從兄弟にあたる)が法王選擧の事に關しヴィテルポに止まれるを知りこの地の寺院の式に臨める時をうかゞひこれを寺院内(神の懷)に刺殺せり(一二七一年)
【ターミーチ】ロンドンのテムズ川、ヘンリーの心臟は黄金の器にをさめられてテムズ橋上に供へられきといふ説あるによれり
一二一―一二三
【民】人を傷けまたはその持物を奪へる者
一二四―一二六
【燒く】異本、蔽ふ
一三〇―一三二
【暴虐】一〇三行の僭主
一三三―一三八
【アッティラ】神の笞と呼ばれし有名なる匈奴(フンヌ)人の王にて五世紀にイタリアを襲へるもの
【ピルロ】ギリシアのエピロスの王ピルロス(前三一八―二七二年)、イタリアを攻めてローマ人を惱ませし者一説にはアキレウスの子ピルロスを指せりともいふ
【セスト】セクスツス、大ポムペイウスの子、イタリアの海岸を荒せしもの(前三五年死)
【リニエール・ダ・コルネート】ダ
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