ひょうかん》無残の鼻を真っ先に立てて、毒矢毒槍を揮いました。
 版図の大を誇る鼻の一団は、智勇豪邁、気宇万軍を圧する鼻に従ってこれに殉じました。
 石から大理石に、大理石から銅に、銅から金銀に、その文化の光明を誇る鼻の群れは、公明聡慧一世に冠たる鼻を仰いでその徳を讃美しました。
 現界の富強を希《こいねが》わず、神界の福楽を欣求《ごんぐ》する鼻を貴《たっと》ぶあつまりは、崇高幽玄、霊物を照破する鼻に帰依して財宝身命を捧げました。
 吾れに従う人々の安息の地を求むべく、燦《さん》たる北斗星の光を心あてに、沙漠をうれいさまようた鼻がありました。
 精神的にも物質的にも茫々たる不毛の国土を開拓して、隆々たる文化を育《はぐく》みつつ、世界を併呑すべく雄視した鼻がありました。
 高潔|沈毅《ちんき》な鼻の表現に万軍の信頼を集めつつ、天地を震撼する大魔王の鼻を一撃のもとに打ち砕いた英雄がありました。
 文化的爛熟期に入った列国代表者のデリケートな鼻の表現の間を、新興民族の蛮勇を象徴した鼻の表現で、片っ端から押しわけて行った巨人がありました。
 吾《わが》民族の文化的実力を過早に自惚《うぬぼ》れて大
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