不思議な……なつかしい青年……近頃流行のシークとかスマートとかいう言葉は、こんな青年を形容する言葉ではあるまいか」
そう思いながら私は提灯の火を吹き消した。
もとの通りに淋しくなった山の中へコツコツと引き返した。
底本:「夢野久作全集7」三一書房
1970(昭和45)年1月31日第1版第1刷発行
1992(平成4)年2月29日第1版第12刷発行
初出:「猟奇 4巻5号」
1931(昭和6)年5月
入力:川山隆
校正:土屋隆
2007年7月23日作成
青空文庫作成ファイル:
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