類文化の死命を掌握する大怪魔『脳髄』の正体をここまで、的確に探偵し、曝露して来た吾輩……かくいうアンポンタン・ポカンの名脳髄振りに、今一度シャッポを脱がずにはいられなくなるであろう……と……。
 しかしながら諸君の中には、まだシャッポを脱がない人が居るかも知れない。
 これだけではまだ十分な説明が出来ないであろうところの精神病関係、もしくは心霊に関する各種の怪奇、不可思議現象に就《つい》て、首をひねっている篤学の士が居るかも知れない。
 ……宜《よろ》しい……大いによろしい。
 そういう人々こそ共に怪奇を語るに足る人々である。この地上、最大の怪奇的神秘の正体……一切のエロ、グロ、ノンセンスの主人公たる脳髄を、徹底的にアンポンタン・ポカン化しなければ止まない最新、最鋭、最高級の尖端人種でなければならぬ。
 ……宜しい……大いに宜しい。
 そのような人々は済ないがモウ一度シャッポを冠《かむ》り直して、脳髄局の大玄関に引返してくれ給え。そうしてここだここだ……ここに掲示してある『脳髄局、ポカン式反射交感事務、加入規約』なるものを読んでみたまえ。
 ドウダイ諸君……この規約箇条はこの通り僅かに
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