し》か掴ませものかと。どなたも御不審なさるであろうが。チョット待ったり話は順序じゃ。世にも馬鹿げた内幕話じゃ。診察治療が出来ないお蔭で。お医者がステキに儲《もう》かる話じゃ。これがホンマの阿呆陀羅経《あほだらきょう》だよ……スカラカ、チャカポコチャカポコチャカポコチャカポコチャカポコチャカポコ……

       二

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スカラカ、チャカポコチャカポコチャカポコチャカポコ……
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 ▼あ――ア――ああア。扨《さて》も昔のその又昔。むかし昔のその大昔。科学知識の進まぬ頃では。人の身体《からだ》の病気というても。人の心の病気と同様。何が何やら解らぬために。診察治療が当てズッポーだよ。家相、方角、星占いだよ。何《な》んぞ彼《か》んぞの障《さわ》りというては。祈祷、禁厭《まじない》、御神水《おみず》じゃ、お守札《ふだ》じゃ。御符《ごふう》なんぞを頂戴させて。どうぞ、こうぞで済まして来たが。それじゃ治療《なお》らぬ病気の数々。そこで薬が発見されます。服《の》めば病気がケロリとよくなる。それをたよりに調べた揚句《あげく》が。人の病気は身体の中の。ここが斯
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