慂。
 当麻(小本拠)藤沢から――熊野(大本拠)へ。
融通念仏・時衆念仏の差。
念仏踊りの屋敷ぼめ・厩ぼめ。
因果物語附著。
藤沢縁起。念仏功徳。
武士発心譚の系統。懺悔物。
 熊谷・教信……。
ひいき多い判官の名称。
悲運の武士と、後に残る女性。比丘尼のざんげ。
 (小栗)      ┌万歳→山伏
1 馬宣命――神事舞ひ┤幸若
           └盲僧
 (照天)
2 巫女祭文――(神明)
   大和当麻縁起。
3 当麻の無量光院開基。
 (念仏聖)
   時衆の妻としての照日(親鸞の妻)。
   妻は巫女。夫は神。
   ↓
   妻は憑尸。夫は審神者。
   ↓
     ┌歌念仏    ┌念仏
   妻は┤浄るり  夫は┤
     └歌説経    └説経
4 熊野参詣。功徳唱導。
5 王子の本縁。
6 藤沢寺縁起。
7 支那小説の飜案(水滸伝)。
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底本:「折口信夫全集 3」中央公論社
   1995(平成7)年4月10日初版発行
底本の親本:「『古代研究』第一部 民俗学篇第二」大岡山書店
   1930(昭和5)年6月20日
初出:「民族 
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