に傍点]此様に、四流にも岐《わか》れて栄えている。もっとあるぞ――。なに、庭などによるものじゃないわ。
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恃《たの》む所の深い此あて人は、庭の風景の、目立った個処個処を指摘しながら、其拠る所を、日本《やまと》・漢土《もろこし》に渉《わた》って説明した。
長い廊を、数人の童《わらわ》が続いて来る。
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日ずかしです。お召しあがり下されましょう。
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改って、簡単な饗応《きょうおう》の挨拶をした。まろうどに、早く酒を献じなさい、と言っている間に、美しい采女《うねめ》が、盃を額より高く捧げて出た。
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おお、それだけ受けて頂けばよい。舞いぶりを一つ、見て貰いなさい。
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家持は、何を考えても、先を越す敏感な主人に対して、唯虚心で居るより外は、なかった。
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うねめ[#「うねめ」に傍点]は、大伴の氏上へは、まだくださらぬのだったね。藤原では、存知でもあろうが、先例が早くからあって、淡海公が、近江の宮から頂戴した故事で、頂く習慣になって居ります。
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