死者の書
――初稿版――
折口信夫

−−
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)二上山《ふたかみやま》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)四五日|前《あと》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「車+端のつくり」、8−2]

 [#…]:返り点
 (例)天子東狃[#二]于沢中[#一]

 [#(…)]:訓点送り仮名
 (例)出雲[#(ノ)]宿禰

/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)きら/\しい
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
−−

死者の書

[#ここから15字下げ]
戊寅、天子東狃[#二]于沢中[#一]。逢[#二]寒疾[#一]。天子舎[#二]于沢中[#一]。盛姫告[#レ]病。天子憐[#レ]之。□沢曰[#二]寒氏[#一]。盛姫求[#レ]飲。天子命[#レ]人取[#レ]漿而給。是曰[#二]壺※[#「車+端のつくり」、8−2][#一]。天子西至[#二]于重壁之台[#一]。盛姫告[#二]病[#一]。□天
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