すような風が、方々にあったことを思えば、神|来《きた》って、家々を訪問する夜には、いわゆる「女の家」が実現せられたのであった。
沖縄でも、地方地方の祭りの日に、家族は海岸などに出て、女だけが残って、神に仕える風がかなり多い。
底本:「古代研究※[#ローマ数字I、1−13−21]―祭りの発生」中央公論新社
2002(平成14)年8月10日発行
初出:「女性改造 第三巻第九号」
1924(大正13年)年9月
※底本の題名の下に書かれている「大正十三年九月「女性改造」第三巻第九号」はファイル末の「初出」欄に移しました。
※訓点送り仮名は、底本では、本文中に小書き右寄せになっています。
※仮名遣いの混在は底本のままとしました。
入力:高柳典子
校正:多羅尾伴内
2003年12月27日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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