国語と民俗学
折口信夫
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)訣《ワカ》りません
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)|立[#二]於浮渚在平処[#一]《ウキニマリタヒラニタヽシテ》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「りっしんべん+可」、279−27]
[#…]:返り点
(例)立[#二]於浮渚在平処[#一]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)もと/\
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
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一 国語と民俗学
私の題は非常に面白さうな題目ですが、私にはまだこの話を完全に申上げる事が出来ません。どうぞ、そのお積りで鷹揚に聞いて戴きたいと思ひます。守随さん、大間知さんそれに私、この三人で、柳田先生の代役を勤めてゐるもの、かう見て戴きたいと思ふのであります。併し、力は三人かゝつて行つても柳田先生に叶はぬ。さう申して私はかまひませんけれど、大間知さん、守随さんに済みませんから、三人
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