傍線]・ほうさい[#「ほうさい」に傍線]などゝ関聯して、「ほさき祭文」のなごりでなからうかと思はれるのである。
猿楽に神聖せられて来た「翁」の、由来不明な「おうさい/\」の句も、唯の囃し詞ではなく、「ほさき/\」と言ふ風な畳語で、呪文の附属文句から変化したのではないかとも考へられる。



底本:「折口信夫全集 4」中央公論社
   1995(平成7)年5月10日初版発行
※底本の題名の下には、「草稿」の表記があります。
入力:門田裕志
校正:仙酔ゑびす
2009年10月31日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全32ページ中32ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
折口 信夫 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング