て大なるは※[#「けものへん+矍」、32−16]《かく》なり。大にして尾長く赤目なるは禺《ぐう》なり。小にして尾長く仰鼻なるは※[#「けものへん+鴪のへん」、32−16]《ゆう》なり。※[#「けものへん+鴪のへん」、32−16]に似て大なるは果然《かぜん》なり。※[#「けものへん+鴪のへん」、33−1]に似て小なるは蒙頌《もうしょう》なり。※[#「けものへん+鴪のへん」、33−1]に似て善く躍越するは※[#「けものへん+斬」、33−1]※[#「鼬」の「由」に代えて「胡」、33−1]《ざんこ》なり。猴に似て長臂《ちょうひ》なるは※[#「けものへん+爰」、第3水準1−87−78]《えん》なり。※[#「けものへん+爰」、第3水準1−87−78]に似て金尾なるは※[#「けものへん+(戎−ノ)」、33−2]《じゅう》なり。※[#「けものへん+爰」、第3水準1−87−78]に似て大きく、能く※[#「けものへん+爰」、第3水準1−87−78]猴を食うは独《どく》なり〉。支那の動物は今に十分調ばっていぬから一々推し当つるは徒労だが、小にして尾短きは猴なりといえば、猴は全く日本のと同種ならずも斉《ひと》
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