歩み、天文地理、星緯|図讖《としん》、および余の道術、綜練せざるは無し。友三人あり、天姿奇秀なり。相《あい》与《とも》に議して曰く、天下の理義は、神明を開悟し、幽旨を洞発し、智慧を増長す。かくのごときの事は、われら悉く達せり、更に何の方を以て、自ら娯楽せんかと。またこの言をなす。世間ただ好みて情を縦《はな》ち欲を極むるを追い求むるあり、最もこれ一生上妙の快楽なり。宜しく共に隠身の薬を求むべし。事もしかく果たさば、この願い必ず就《な》らん。咸《みな》言う、善哉、この言甚だ快しと。すなわち術処に至り、隠身の法を求む。術師念いて曰く、この四梵志は、才智高遠にして大※[#「りっしんべん+喬」、第3水準1−84−61]慢を生じ、群生を草芥とするも、今は術の故を以て、屈辱して我に就く。然れどもこの人|輩《ら》、研究博達し、知らざる所は唯だこの賤術のみ。もしその方を授くればすなわち永く棄てられん。且《しばら》くかの薬を与え、これを知らざらしめん。薬尽きなば必ず来たって、師資久しかるべしと。すなわち便《ただ》ちに各《おのおの》に青薬一丸を授け、而してこれに告げて曰く、汝この薬を持ち、水を以てこれを磨《
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