で、自ら行いを改めて忠行もて顕《あらわ》れたという。
 これらいずれも大河に住んでよほど大きな爬虫らしいから※[#「魚+王の中の空白部に口が四つ」、第3水準1−94−55]の事であろう。支那の※[#「魚+王の中の空白部に口が四つ」、第3水準1−94−55]は只今アリガトル・シネンシスとクロコジルス・ポロススと二種知れいるが、地方により、多少の変種もあるべく、また古《いにしえ》ありて今絶えたもあろう。それを※[#「(口+口)/田/一/黽」、189−4]竜《だりょう》、蛟竜また※[#「魚+王の中の空白部に口が四つ」、第3水準1−94−55]と別ちて名づけたを、追々種数も減少して今は古ほどしばしば見ずなり、したがって本来奇怪だった竜や蛟の話がますます誇大かつ混雑に及んだなるべし。いわんや仏経入りてより、帽蛇《コブラ》や鱗蛇を竜とするインド説も混入したから、竜王竜宮その他種々数え切れぬほど竜譚が多くなったと知る。

     竜の起原と発達(続き)

 上に引いたフィリップ氏の言葉通り、今の世界に絶迹《ぜっせき》たる過去世期の諸爬虫の遺骸化石が竜てふ[#「てふ」に「〔という〕」の注記]想念を大
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