の後《のち》に斃《たふ》れたのです、然《しか》し、十一月に又《また》吉岡書籍店《よしをかしよじやくてん》の催《もよふし》で、柳浪子《りうらうし》を主筆《しゆひつ》にして小文学《せうぶんがく》と云《い》ふ小冊子《せうさつし》を発行した、是《これ》とても謂《い》はゞ硯友社機関《けんいうしやきくわん》でありました、抑《そもそ》も[#「抑《そもそ》も」は底本では「仰《そもそ》も」]九と云《い》ふ数《すう》は硯友社《けんいうしや》に取つては如何《いか》なる悪数《あくすう》であるか此《この》小文学《せうぶんがく》も亦《また》九号にして廃刊《はいかん》する始末《しまつ》、(二十三年四月)廿《にぢう》二年の十二月でした、篁村翁《くわうそんおう》が読売新聞社《よみうりしんぶんしや》を退《ひ》いたに就《つ》いて、私《わたし》に入社せぬかと云《い》ふ高田氏《たかだし》からの交渉《かうしやう》でしたから、直《すぐ》に応《おう》じて、年内《ねんない》に短篇《たんぺん》を書きました、翌《よく》廿《にぢう》三年の七月になると、未《ま》だ妄執《まうしう》が霽《は》れずして、又々《また/\》江戸紫《えどむらさき》と云《
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