は始め二橋散史《にけうさんし》と名《なの》つて石橋《いしばし》を便《たよ》つて来たのです、其《その》時は累卵之東洋的《るいらんのとうやうてき》悲憤文字《ひふんもんじ》を書いて居《ゐ》たのを、石橋《いしばし》から硯友社《けんいうしや》へ紹介《せうかい》して、後《のち》に新著百種《しんちよひやくしゆ》に露小袖《つゆこそで》と云《い》ふのを載《の》せました、
それから一時《いちじ》中絶《ちうぜつ》した我楽多文庫《がらくたぶんこ》です、吉岡書籍店《よしをかしよじやくてん》が引受《ひきう》けて見たいと云《い》ふので、直《ぢき》に再興《さいこう》させて、文庫《ぶんこ》と改題《かいだい》して、形《かた》を菊版《きくばん》に直《なほ》しました、是《これ》は新著百種《しんちよひやくしゆ》の壱号《いちがう》が出ると間《ま》も無く発行《はつかう》したので、我楽多文庫《がらくたぶんこ》の第五期《だいごき》に成《な》る、表画《ひやうぐわ》は故《こ》穂庵翁《すゐあんおう》の筆で文昌星《ぶんしやうせい》の図《づ》でした、是《これ》が前《さき》の廃刊《はいかん》した号を追つて、二十二|号《がう》迄《まで》出して、二十
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