》おくれと逐《おは》れる有様《ありさま》、それでも同益社《どうえきしや》では石橋《いしばし》の身元《みもと》を知つて居《ゐ》るから強い督促《とくそく》も為《せ》ず、続いて出版を引受《ひきう》けて居《ゐ》たのです、此《こ》の雑誌は廿《にぢう》一年の五月|廿《にぢう》五日の出版《しゆつぱん》で、月二回の発行で、是《これ》も九|号《がう》迄《まで》続いて、拾号《じふがう》からは又《また》大いに躰裁《ていさい》を改《あらた》めて(十月|廿《にぢう》五日|出版《しゆつぱん》)頁数《ページすう》を倍《ばい》にして、別表紙《べつびやうし》を附《つ》けて、別摺《べつずり》の挿画《さしゑ》を二|枚《まい》入れて、定価《ていか》を十|銭《せん》に上げました、表紙は朱摺《しゆずり》の古作者印譜《こさくしやいんぷ》の模様《もやう》で、形《かたち》は四六|倍《ばい》、然《さ》して紙数《しすう》は無かつたけれど、素人《しろうと》の手拵《てごしらえ》にした物としては、頗《すこぶ》る上出来《じやうでき》で、好雑誌《こうざつし》と云《い》ふ評《ひやう》が有つたので、是《これ》が我楽多文庫《がらくたぶんこ》の第四期です、
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