はんぷ》する事に為《し》たいと云《い》ふ説《せつ》が我々《われ/\》三名《さんめい》の間《あひだ》に起《おこ》つた、因《そこ》で、今迄《いまゝで》は毎月《まいげつ》三銭《さんせん》かの会費《くわいひ》であつたのが、俄《にはか》に十|銭《せん》と引上《ひきあ》げて、四六|版《ばん》三十二|頁《ページ》許《ばかり》の雑誌《ざつし》を拵《こしら》へる計画《けいくわく》で、猶《なほ》広《ひろ》く社員を募集《ぼしう》したところ、稍《やゝ》百|名《めい》許《ばかり》を得《え》たのでした、此《この》時などは実に日夜《にちや》眠《ねむ》らぬほどの経営《けいえい》で、又《また》石橋《いしばし》の奔走《ほんそう》は目覚《めざま》しいものでした、出版の事は一切《いつさい》山田《やまだ》が担任《たんにん》で、神田《かんだ》今川小路《いまがはかうぢ》の金玉出版会社《きんぎよくしゆつぱんくわいしや》と云《い》ふのに掛合《かけあ》ひました、是《これ》は山田《やまだ》が前年《ぜんねん》既《すで》に一二の新躰詩集《しんたいししう》を公《おほやけ》にして、同会社《どうくわいしや》を識《し》つて居《ゐ》る縁《えん》から此《
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