ジャン・クリストフ
JEAN−CHRISTOPHE
後記
ロマン・ローラン Romain Rolland
豊島与志雄
豊島与志雄訳
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)擱《お》く
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)二|綴《つづ》り
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「木+無」、第3水準1−86−12]
−−
[#地から2字上げ]訳者
改訳の筆を擱《お》くに当たって、私は最初読者になした約束を果たさなければならない。すなわち、ロマン・ローラン全集版の「ジャン・クリストフ」についている作者の緒言の翻訳である。
この全集決定版は、私が改訳に使用した改訂版とは、一冊につき数か所、文意に関係ない程度において、字句の微細な差異がある。しかしそれはおもに文章上のことであって、またあるところなどは、改訂版のほうが妥当とさえも思える。それゆえ私は、作者の気息がもっとも直接に通じてるものとして改訂版を、改訳の台本に選んだ。
それはとにかく
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