、血が流れ出るほど傷つけられた。
「ああもし批評家らが、」と彼は言った、「うっかり発する不正な言辞で、いかなる害を芸術家たちに与えてるかを知ったら、自分の職務を恥ずるに違いないです。」
「でも彼らはそんなことを知ってるよ。そしてそれが彼らの生存の理由なんだ。すべての者が生きなければいけない。」
「彼らは冷血漢です、われわれは生活のために血まみれになり、芸術上でなすべき戦いに疲れはてています。そういうわれわれに手を差し出し、われわれの弱点を同情の念で語り、その弱点を償うように親しく助けてくれるのがほんとうです。しかし彼らはそんなことをするどころか、両手をポケットにつっ込んで、重荷を負って坂を上るわれわれをうち見やって『できるものか……』と言っています。そしてわれわれが頂まで登りつくと、『なるほど、しかしそんな登り方をしたのはいけない、』とある者は言います。またある者は、『まだ登りつけてやしない……』と頑固《がんこ》に繰り返します。われわれをころがそうとして足に石を投げつけないとすれば、まだしも幸いというべきです。」
「なあに、彼らの中にだって二、三のりっぱな者がいないとは限らない。でもい
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