う》に等しくなる。女に向かって、汝は責任を帯びており、自分の身体や意志の主人であると、言ってみるがいい――女は実際にそうなるであろう。しかし諸君は卑怯なあまりに、それを言うのを差し控えている。なぜなら、女がそのことを知らないのが諸君に利益だからだ……。
ジャックリーヌは、その悲しむべき環境のために迷わされてしまった。彼女はオリヴィエから離れると、若いころ軽蔑《けいべつ》していたあの社会にまたはいり込んでいた。彼女や彼女の友人たる既婚婦人らのまわりには、若い男女の小さな社会ができ上がっていた。それらの若い男女はみな、富裕で、優美で、閑散で、怜悧《れいり》で、気弱だった。そこでは思想も話題も絶対に自由であって、ただ機知を交えられるために多少穏和になってるのみだった。一同は好んでラブレーの僧院の銘言を採用していた。
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好きなことをやるべし[#「好きなことをやるべし」に傍点]
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しかし彼らは多少|自惚《うぬぼ》れてるのだった。実際のところ大したことを望んではしなかった。テレームの衰弱者どもばかりだった。喜んで本能の自由を公言していた。しかし
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