ュし注文をした。それから、母を忘れてる他の二人の息子《むすこ》へも、自分の愛情を伝えてくれとクリストフに頼んだ。オリヴィエのことについても一言いい残した。彼女はクリストフにたいするオリヴィエの愛情を知っていた。オリヴィエへ祝福を送る――(彼女はすぐにおずおず言い直してもっと謙遜《けんそん》な言葉を用いて)――「敬意をこめた愛情」を送る旨を、伝えてほしいとクリストフに頼んだ……。
彼女はまた息が詰まった。彼は彼女をささえて寝床の上にすわらせた。汗が顔に流れていた。彼女は微笑《ほほえ》もうとつとめていた。息子《むすこ》に手をとられてる今ではもう世に望みのこともないと、心に思っていた。
クリストフは突然、自分の手の中で母の手が痙攣《けいれん》するのを感じた。ルイザは口を開いた。彼女は限りないやさしさで息子をながめた。――そしてこの世を去った。
その日の夕方、オリヴィエがやって来た。彼は自分がしばしば経験したことのあるそういう悲痛なおりに、クリストフを一人きりにしておくことが、考えても堪えられなかった。それにまた、友がドイツにもどると危険な身の上であることをも、非常に気づかった。彼は友
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