lたちを、みんな親密にならせることができたらなあ! どうにもしかたがないのかしら。」
「君はどうしようというのか?」とオリヴィエは言った。「君が言うとおりになるには、相互の寛容と同情の力とが必要だろう。そしてそれらが生まれ出てくる唯一の源は、内心の喜びである――健全な順当ななごやかな生活の喜びである――自分の活動力を有益に使ったという喜び、何かある偉大なもののために役だったと感ずる喜びである。そしてそのためには、偉大な時期もしくは――(このほうがなおいいのだが)――偉大へ向かいつつある時期にある、一つの国が必要だろう。それからまた――(これは前者と両立し得るものだが)――あらゆる人々の精力を働かせるすべを心得てる一つの力が、各党派の上に立つべき賢く強い一つの力が、必要だろう。ところが、各党派の上に立つ力と言っては、ただ一つきりない。それは、群集からではなく自分自身から力を引き出すところの力だ。無政府的な多衆に頼ろうとすることなく、おのれの功績によって万人にのしかかってくる力、常勝将軍、公衆の安危の独裁者、知力の最上者……そういう種類のものだ。しかるに、そういうものはわれわれの関知すると
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