間で過ごさなければ承知しなかったし、裳衣《しょうい》をつけることさえできそうだった、なぜなら、娘らしい魂と話し方とをそなえていたから。クリストフに割り当てられた時間もあった。それは聴罪師の時間だった。コレットはただちに、真面目《まじめ》な考え込んだふうになった。彼女はあたかも、ボドレーが語ってる、懺悔《ざんげ》室における若きフランス婦人のようであった。「その述べたてる事柄は、冷静に準備された問題であって、簡明な整頓《せいとん》と明晰《めいせき》との模範とも称せられるほどで、言わなければならないすべてのことが、正しい順序に配列され、はっきりした種類に区分されていた。」――そのあとで、彼女は前よりもいっそうはしゃいでいた。日が暮れてゆくに従って、ますます若々しくなった。晩には芝居へ行った。いつも変わらぬ同じ顔をそこに見出すのが、いつも変わらぬ楽しみだった。――楽しみ、それは演ぜられてる芝居から受けるのではなくて、よく知ってる癖をまた見て取られる馴染《なじ》みの役者から受けるのであった。また、桟敷《さじき》に会いに来る人たちと、向こう桟敷にいる人々の悪口や、女優らの悪口をかわした。生娘《きむ
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